発表力養成英語

英文法

◆Conjunctions
相関接続詞、等位接続詞、従位接続詞、接続的な副詞




Part I: 相関接続詞

相関接続詞 ( correlative conjunctions ) で代表的なのが、みなさんが受験英語で習った、あの熟語です。

  

not only A but also B
both A and B
either A or B
neither A nor B
whether A or B

AとBは均等に強調されます。


  

Amanda and Mike are on a long drive toward Florida beach. Amanda, the driver, spots a coffee shop’s signboard on the side of the road.
(アマンダとマイクはフロリダビーチへ向けてドライブ中である。ドライバーであるアマンダが道路脇のコーヒーショップの看板を見つける。)

Amanda: “May we stop by that coffee shop?”
(あのコーヒーショップに止まっていい?)

Mike: “For a pee again?”
(また小便?)
Amanda: “Well. Not only for rushing into bathroom but also for grabbing some coffee.”
(えーと、トイレに駆け込むためだけでなく、コーヒーも買うため。)

Mike: “You have been doing them repeatedly. You have both a pee and a drink, both a pee and a drink, and both a pee and a drink.”
(君は繰り返しそれらをし続けているよ。小便して一杯飲む、小便して一杯飲む、そして小便して一杯飲む。)

Amanda: “Whether I pee or I drink coffee repeatedly on this journey, we will get the beach soon. No problem to you. Would you like something to drink?”
(私が道中繰り返しトイレに行こうとコーヒーを飲もうと、私たちは間もなくビーチに着くわ。問題ない。なにか飲み物欲しい?)

Mike: “I want neither to drink nor to eat. I am now car-sick. I am not sure that either this winding road or your sloppy driving skills caused my sickness. I just want to puke.”
(食べたくもないし、飲みたくもない。今、車酔いなんだ。僕には、この曲がりくねった道と君のずさんな運転のどちらが僕の気分の悪さを引き起こしたのかわからない。僕はただ吐きたい。)

Amanda: “Either reason is reasonable to me. Whether I pee or you puke, we had better stop by that coffee shop. Don’t you think so?”
(どちらの原因も道理が通っているわ。私がトイレに行くにしろ、あなたが吐くにしろ、私たちはあのコーヒーショップに止まった方がいい。そう思わない?)

Mike: “Yes, sir.”
(その通りです!)

(注: sir は通例、男性に対して使いますが、 Yes の意味を強めるため、女性に対しても略式で使うみたいです。)




Part II: 等位接続詞

等位接続詞 ( coordinating conjunctions ) は、単語と単語、句と句、そして節と節を、等しい重要性を待たせながら並列に接続します。つまり、単語と単語、句と句、そして節と節を、均等に強調します。

  

Addition(付加): and
Cause(原因・理由): for
Choice(選択): or
Negative Choice(否定の選択): nor
Contrast(対照・対比): but
Result(結果): so

下記の等位接続詞を使ったストーリー(エミリーがアダムの子守ビジネスを手伝うという話)を読まれて気付かれると思います。実は、等位接続詞だけだと、文が単調 ( monotonous ) になります。

  

<MONOTONOUS>
Emily and Adam were neighbors in a town, so they had known each other from early childhood. They went to the same college in the town. Emily wanted to be a doctor, so she majored in Chemistry at college. Adam wanted to be a lawyer, so he majored in Criminal-justice at college. During college-years, Emily and Adam didn’t talk to each other, nor did they email each other, for they were very busy with assignments and internships.

訳:
エミリーとアダムは、ある町で隣人同士だった。だから、お互いのことを幼少のころから知っていた。彼らはその町の同じ大学に進学した。エミリーは医者になりたかった。だから、大学で化学を専攻した。アダムは弁護士になりたかった。だから、大学で、刑事司法を専攻した。大学時代、エミリーとアダムはお互いに話さなかったし、メールもしなかった。なぜなら、彼らは課題とインターンシップでとても忙しかったからだ。

At the point of her college-graduation Emily was eager to go to a medical school, but she didn’t have enough money for the tuition. At the point of his college-graduation Adam made up his mind to start a babysitter business. He looked for the team members, so he asked Emily to join his team.

訳:
大学卒業の時点で、エミリーは大学院医学部に行きたいと思った。しかし、彼女にはその授業料を払うのに十分なお金がなかった。大学卒業の時点で、アダムはベビーシッターのビジネスを始める決心をした。彼はチームメンバーを探した。だから、彼はエミリーに彼のチームに加わるよう頼んだ。

Emily didn’t give up about going to a medical school, but she was interested in Adam’s business, for as an internship student she had participated in the job of kid’s medical. Through the internship Emily noticed that the problem of making kids’ cold worse was caused by absence of the kids’ working-mother. Emily decided to leave her dream on one side temporally, and she accepted Adam’s offer.

訳:
エミリーは大学院医学部に行くことをあきらめたわけではなかった。しかし、アダムのビジネスに興味があった。なぜなら、インターンシップ生として、小児科の仕事に携わったことがあったからだ。エミリーはそのインターンシップを通じて、子供の風邪がより重くなるという問題はその子供達の働く母親の不在によって引き起こされていると気づいたからだ。エミリーは自分の夢を一時的に脇へ置く決心をした。そして、アダムの申し出を受け入れた。

等位接続詞だけだと、文法として間違いではないのですが、淡泊で機械的な味がしませんか?

この単調さを消す方法があります。従属接続詞と接続的な副詞を使うのです。それでは、従属接続詞と接続的な副詞について解説いたします。




Part III: 従位接続詞

みなさんが受験英語でよく知っている英作文というと、下記の従位接続詞 (subordinating conjunctions) を頻繁(ひんぱん)に使っているはずです。

  

Cause(原因・理由): because, since
Comparison(比較): as if, than
Condition(条件): if, unless
Contrast(対照・対比): although, even if, even though
Manner(様式): as, as if
Place(場所): where, wherever
Purpose(目的): in order that, so that
Time(時間): after, before, until, when, whenever, while

これら、従位接続詞は従属節を作り出します。

  

主節= independent clause = main clause
従属節= dependent clause = subordinating clause

従属節は一人では立てません。主節を補助します。

次の文は、前の主節と後ろの主節が等位接続詞でつながっています。ですので、前の主節と後ろの主節が同等に強調されます。

  

Emily wanted to be a doctor, so she majored Chemistry in college.

従位接続詞を使って、前の節を従属節にすると、「従属節の後に主節」、「主節の後に従属節」の2通りが考えられます。以下のようになります。

  

Because she wanted to be a doctor, Emily majored Chemistry in college.
(注:従属節が主節の前に置く場合、従属節の直後のカンマ ( , ) をお忘れなく)

② Emily majored Chemistry in college because she wanted to be a doctor.

①と②の両方の文で単調さが消え、リズムが生まれました。ただ、①と②の文は、主節と従属節のどちらが強調されているのかで違いがあります。

文の要素が並んでいると、サスペンス効果により「最後の要素」が最も読者の記憶に残り、結果として、強調されます。ですので、①では従属節より主節が強調され、②では主節より従属節が強調されます。

それではサンプルの文章をいくつかの従位接続詞たちを使って書き換えてみましょう。「書き手は従属節と主節のどちらを強調したいのか」をチェックしてみてください。

  

<REVISED>
Emily and Adam had known each other from early childhood since they were neighbors. They went to the same college in the town. Because Emily wanted to be a doctor, she majored in Chemistry at college. Because Adam wanted to be a lawyer, he majored in Criminal-justice at college. During college-years, Emily and Adam didn’t talk to each other, nor did they email each other, because they were very busy with assignments and internships.

訳:
エミリーとアダムは隣人同士だったので、幼いころからお互いの子とを知っていた。彼らはその町の同じ大学に進学した。エミリーは医者になりたかったので、大学で化学を専攻した。アダムは弁護士になりたかったので、大学で刑事司法を専攻した。大学時代、エミリーとアダムは課題とインターンシップでとても忙しかったので、お互いに話さなかったし、メールもしなかった。

At the point of her college-graduation, although she was eager to go to a medical school, Emily didn’t have enough money for the tuition. At the point of his college-graduation Adam changed his mind to start a babysitter business. He looked for the team members, so he asked Emily to join his team.

訳:
大学卒業の時点で、エミリーは大学院医学部に行きかったにもかかわらず、彼女にはその授業料を払うのに十分なお金がなかった。大学卒業の時点で、アダムはベビーシッターのビジネスを始める決心をした。彼はチームメンバーを探した。だから、彼はエミリーに彼のチームに加わるよう頼んだ。

Although she didn’t give up about going to a medical school, Emily was interested in Adam’s business. Since she had participated in an internship about kid’s medical in college, Emily knew that the problem of making kid’s cold worse was caused by absence of kid’s working-mother. Emily decided to leave her dream on one side temporally, and she accepted Adam’s offer.

訳:
エミリーは大学院医学部に行くことをあきらめたわけではなかったにもかかわらず、アダムのビジネスに興味があった。エミリーはインターンシップ生として小児科の仕事に携わったことがあったので、そのインターンシップを通じて、子供の風邪がより重くなるという問題はその子供達の働く母親の不在によって引き起こされていると気づいていた。エミリーは自分の夢を一時的に脇へ置く決心をした。そして、アダムの申し出を受け入れた。

いかがでしょうか?文にバラエティーとリズムも生まれています。もちろん、従位接続詞により、従属節と主節が作られ、強調とサスペンスも生まれています。最初の単調さが和(やわ)らいだと思いませんか?




Part Ⅳ: 接続的な副詞

上記の英文を接続的な副詞 ( conjunctive adverbs ) を使って、さらにバラエティーとリズムに富んだ文に変えることができます。

  

<接続詞的な副詞>
also, anyway, certainly, consequently, finally, further, furthermore, hence, however, incidentally, indeed, instead, likewise, meanwhile, moreover, nevertheless, next, now, otherwise, similarly, still, then, therefore, thus

接続的な副詞とセミコロン ( ; ) を使って、サンプルの文章をさらに下記のように変えることができます。

  

<MORE REVISED>
Emily and Adam have known each other since they are neighbors from early childhood. Emily wanted to be a doctor; therefore, she majored in Chemistry at college. Adam wanted to be a lawyer; therefore, he majored in Criminal-justice at college. Emily and Adam were very busy with assignments and internships; consequently, during college-years, Emily and Adam didn’t talk to each other, nor did they email each other.

訳:
エミリーとアダムは隣人同士だったので、幼いころからお互いの子とを知っていた。彼らはその町の同じ大学に進学した。エミリーは医者になりたかった。したがって、大学で化学を専攻した。アダムは弁護士になりたかった。したがって、大学で刑事司法を専攻した。大学時代、エミリーとアダムは課題とインターンシップでとても忙しかった。結果として、お互いに話さなかったし、メールもしなかった。

(中略)

Emily didn’t give up about going to a medical school; however, she was interested in Adam’s business. Since she had participated in an internship about kid’s medical as a college student, Emily knew that the problem of making kid’s cold worse was caused by absence of kid’s working-mother. Emily decided to accept Adam’s offer; thus, she left her dream on one side temporally.

訳:
エミリーは大学院医学部に行くことをあきらめたわけではなかった。しかしながら、アダムのビジネスに興味があった。エミリーはインターンシップ生として小児科の仕事に携わったことがあったので、そのインターンシップを通じて、子供の風邪がより重くなるという問題はその子供達の働く母親の不在によって引き起こされていると気づいていた。エミリーはアダムの申し出を受け入れる決心をした。このように、彼女は自分の夢を一時的に脇へ置いた。

従属接続詞と接続的な副詞により、単調さが消え、断然読みやすくなっています。