発表力養成英語

英文法

◆Subject-Verb Agreement
主語と動詞の呼応~倒置構文~




倒置構文において、主語と動詞の前後の順番がひっくり返りますが、動詞は「後ろにある主語」に呼応します。動詞は「その動詞の前にたまたまある名詞」には呼応しません。

倒置構文 ( inversed sentences ) は、強調 ( emphasis ) と文への配慮 ( sentence consideration ) のために使われます。




Part 1: 強調のための倒置

通常、主語+動詞の順番ですが、サスペンス効果により文の最後の要素が一番記憶に残り、強調されます。

ですので、主語を強調したい場合、主語を最後に持ってきます。つまり、「動詞+主語」の順番になります。これを「強調のための倒置」と呼びます。

  

< NO EMPHASIS >
Two honeycombs hang beneath the roof of my house.

< EMPHASIS >
Beneath the roof of my house hang two honeycombs.
[ 主語である two honeycombs を強調するために倒置しました。 two honeycombs が主語で複数形なので、動詞は hang 。 ]




Part II: 文を読みやすくするための倒置

「主語+関係詞以下の節+動詞」の順番ですと、主語を説明する関係詞以下の節が長すぎて、動詞がどこにあるのか、読み手は混乱します。

ですので、読みやすいように「動詞+主語+関係詞以下の節」に倒置して順番を変えます。これを「文への配慮 ( sentence consideration ) のための倒置」と呼びます。

  

< NO SENTENCE CONSIDERATION >
The person who smokes while riding a bicycle is bad-mannered.
[ 主語 the person の動詞はどこですか? ]

< SENTENCE CONSIDERATION >
Bad-mannered is the person who smokes while riding a bicycle.
[ 主語である the person を説明する who 以下の節が長いため、読みやすいように倒置しました。 the person が主語で単数形なので、動詞はis 。 ]




Part III: there を introductory word として使った構文

there を紹介要素として使った「there+be動詞+主語」という倒置構文の場合、be動詞は前にある there とは呼応しません。後ろにある主語に呼応します。

  

There is a honeycomb beneath the roof of my house.
[ a honeycomb が主語で単数形なので、動詞は is 。 ]

There are two honeycombs beneath the roof of my house.
[ two honeycombs が主語で複数形なので、動詞は are。 ]