発表力養成英語

英文法

◆Basic Grammar
句と節を使って英文を書く




Part I: 句を使って英文を書く

句を自由自在に使うことによって、読み手にそのイメージを豊かに伝えることができます。

  

< MAIN CLAUSE >
A high school girl gazed.

これだけだと、書き手がどのような詳細を伝えたいのか、まったくわかりません。

  

< MAIN CLAUSE + PHRASES >
Drinking some coffee in a coffee shop, a high school girl gazed, out of the window, at a large number of people who walked on a zebra crossing in the early morning.

[ 前置詞句である out of the window と at a large number of peoplein the early morning によって、さらに分詞句である drinking some coffee in a coffee shop によって、その女子高生のまわりの情景が詳細に浮かんできます。 ]



  

< MAIN CLAUSE >
A 7-year-old boy stood.

これまた、これだけだと、書き手がどのような詳細を伝えたいのか、まったくわかりません。

  

< MAIN CLAUSE + PHRASE >
In a train, a 7-year-old boy stood grabbing his mother’s hand, sheltered by many commuters in the rush hour.

[ 前置詞句である in a train によって、さらに分詞句である grabbing his mother’s handsheltered by many commuters in the rush hour によって、その少年のまわりの情景が詳細に浮かんできます。 ]

句の置き場所を変えるとどうなるでしょうか。

  

< MAIN CLAUSE + PHRASES >
Sheltered by many commuters in the rush hour, a 7-year-old boy stood grabbing his mother’s hand in a train.

[ Sheltered by many commuters in the rush hour が文の後ろにあると、「たくさんの通勤者に囲まれている状況」が強調されます。Sheltered by many commuters in the rush hour が文の前にあると、「電車の中で母の手を握り、心細く立つ少年の姿」が強調されます。]

感じが違うのがお分かりになりますか。サスペンス効果により、後ろにある句が前にある句よりも、強調されることになります。

このように、句の位置を前と後に変えることによって、書き手が強調したい部分を意図的に強調することができます。いろいろ実験してみてください(笑)。




Part II: 節を使って英文を書く

節とは何か?一つの節は必ず、一つの主語と一つの述語を含みます。

アメリカの大学のESLクラスと Writing Center では、文法的なことを先生やアシスタント学生たちはほとんど教えてくれません。英文法を順序立てて説明しないのです。

学生たちは書いて書いて書きまくり、 Writing Center の先生とアシスタントは、持ってこられた英語文章を、読み手として「こっちの単語の方が、意味が伝わる。この文は二つに分けた方が伝わりやすい」と、その文章ごとに個別に修正する場所だからです。

しかし、一度だけ、文法的な語彙を先生が口にしたことがありました。それがこの言葉、

  

clause

です。英辞書で調べると「節(せつ)」とありました。さあ、みなさん、用意はよろしいですか。主節と従属節のお出ましです。


主節 ( an independent clause ) は、 main clauses とも言います。主節は一人で文として立てます。たとえば次のように。

  

Amanda loves ice cream.

従属節 ( a dependent clause ) は、
従属接続詞 ( subordinate conjunction ):because, as, as if, unless, although, so that
関係代名詞詞 ( relative pronoun ):that, what, which, who
に導かれます。subordinate clause ともいいます。従属節は一人では文として立てません。たとえば、次のように。

  

Because Amanda loves ice cream

一つの完全な文を形作るため、主節と従属節が合体します。たとえば、次のように。

  

Because Amanda loves ice cream, her custom at midnight is to eat a cup of ice cream before going to bed.
(アマンダはアイスクリームが大好きなため、彼女の真夜中の習慣は寝る前にアイスクリームを食べることです。)

このように、従属節と主節が合体した文を複文 (a complex sentence) と言います。ちなみに、等位接続詞 ( and, for, but, or ) によって合体した文は重文 (a compound sentence) と言います。)

主節を土台に、もっと細かな状況を、従属節を使って説明したい時があります。

名詞節 ( noun clauses ) なのか、形容詞節 ( adjective clauses ) なのか、副詞節 ( adverb clause ) なのか、認識しながら、一つ一つ慎重に、主節に合体させて複文を形成していきます。



  

I somehow booked my airplane ticket.
(私は航空券を何とか予約しました。)

上記の例文、「私は、なんとか、その航空チケットを予約しました」に様々なチケットと予約する時の状況と困難を説明したい場合、みなさんはどうしますか。たとえば、次のような場合。

  

午前中の会議で、部長である私は、社長から緊急の福岡出張を命ぜられたので、すぐさま、航空券の予約を秘書に頼みました。しかし、秘書は幼稚園で急に熱を出した子供を病院に連れて行かなければならなかったので、私は「明日は子供の看病のために休みなさい。」と彼女に言いつつ、、すぐに彼女を幼稚園へ行かせました。その日のお昼休みに、おにぎりをほおばり、お茶で喉(のど)を潤(うるおし)しながら、インターネットで航空券をなんとか予約しました。もちろん、格安航空チケットを。

さあ、大変なことになっています。この部長さんがではなく、これを英訳する私がですが(泣)。それでは、節 ( clauses ) のみなさん、おでましくださーい!

  

Since in the morning meeting I, who was a manager, was assigned by my boss to fly urgently to Fukuoka, I immediately asked my secretary to book my airplane ticket to Fukuoka.

However, because the secretary needed to take her child, who had developed a fever in the preschool, to hospital, I let her go to the preschool at once, tolding her that she should be off on the next day for taking care of her sick child.

As I was eating a rice ball and drinking some green tea during the lunch time, by the internet, I somehow booked my airplane ticket, which was of course the one by a low-cost carrier.
[ 従属節を導く、従属接続詞と関係代名詞を太字で表示しました。 ]

それでは、形容詞節と副詞節と名詞節のみなさんはどのように大活躍されているでしょうか。



  

形容詞節 ( adjective clause )
I, who was a manager, was assigned by my boss to fly urgently to Fukuoka.
[ who節は代名詞 I を修飾しています。 ]

the secretary needed to take her child, who had developed a fever in the preschool, to hospital,
[ who節は名詞 child を修飾しています。 ]

I somehow booked my airplane ticket, which was of course the one by a low-cost carrier.
[ which節は名詞 ticket を修飾しています。 ]


副詞節 ( adverb clause )
Since in the morning meeting I, who was a manager, was assigned by my boss to fly urgently to Fukuoka, I immediately asked my secretary to book my airplane ticket to Fukuoka.
[ since節は動詞 asked を修飾する副詞節です。]

However, because the secretary needed to take her child, who had developed a fever in the preschool, to hospital, I let her go to the preschool at once, tolding her that she should be off on the next day for taking care of her sick child.
[ because節は動詞 let を修飾する副詞節です。toiding 以下は I を修飾する分詞句です。 ]

As I was eating a rice ball and drinking some green tea during the lunch time, by the internet, I somehow booked my airplane ticket,
[ as節は動詞 booked を修飾する副詞節です。]


名詞節 ( noun clause )
tolding her that she should be off on the next day for taking care of her sick child.
[ that節は動詞 tell の直接目的語 ( direct object ) です。]



このように見ると、一つの文は、節を一つのブロックとして、積み木のように、あるいはプラモデルのように、組み合わせているだけだとわかります。

文を分解して、組み立てて、分解して、組み立ててを繰り返し練習すると、 clause とお友達になれます。「 clause は友達!」って、某サッカー漫画の主人公が言っていました。あ、あれは「ボールは友達」ですね(笑)。