発表力養成英語

英文記号

◆The Apostrophe
アポストロフィが作る所有格と短縮形と省略形




Part I:名詞と不定代名詞の所有格を作るためにアポストロフィを使う

単数形の名詞、あるいは不定代名詞

所有格を示すため、単数形の名詞あるいは不定代名詞には ’s を付け足します。

  

Pablo Picasso’s Guernica looks like a comic strip to me.

Osamu Tezuka’s comic astroboy treats universal thesis.

The accident was nobody’s fault.

所有格を示すため、-s で終わる単数形の名詞には ’s あるいは ' (アポストロフィだけ)を付け足します。どちらの方法も可です。

  

George Lucas’s talent for making films was broad; for film making he worked as a director, scripter, editor, designer, and producer.

George Lucas’ talent for making films was broad; for film making he worked as a director, scripter, editor, designer, and producer.

その英語文章の中で、どちらかに統一してお使いください。



複数形の名詞

所有格を示すため、-s で終わらない複数形の名詞には ’s を付け足します。

  

Women’s shoes section is on the first floor.

所有格を示すため、-s で終わる複数形の名詞には (アポロストロフィだけ)を付け足します。

  

She said, “Girls’ talk is fun.”



複合語と句

所有格を示すため、複合語または句には、その最後に ’s を付け足します。

  

My sister-in-law’s present to me was a home-baked pound cake.

New Year’s Eve is our wedding anniversary.

It must be someone else’s work.



二つ以上の名詞が合わさった所有格

合わさった所有格を示すため、 and でつながった二つ以上の名詞には、その最後に ’s を付け足します。

  

Steve jobs and Steve Wozniak’s company started at a garage; they named their company Apple computer.
[Steve jobs and Steve Wozniak owned the company jointly.]



二つ以上の名詞のそれぞれの所有格

それぞれの所有格を示すため、 and でつながった二つ以上の名詞のそれぞれに ’s を付け足します。

  

Steve Jobs’s and Steve Wozniak’s lives are totally different even though they became rich together after Apple computer listed in the stock market.





Part II: 短縮形を作るためにアポストロフィを使う

私がアメリカ留学中に oral communication のクラスを取った学期での出来事です。

課題であるチーム・プレゼンテーション準備のため、大学内の喫茶店で、他のチームメンバーとのミーティングが開かれました。

話が終わった後、私が、「それではみなさん、次のミーティングで、また、ここでお会いしましょう」と他のメンバーたちに言った時、メンバーのアメリカ人の女の子がこう言いました。

“I won’t be here.”
私の耳には、こう聞こえました。

”I want to be here.”

話の前後関係が合わず、ポカーンとしたことがあります(笑)。

「用事があって次のミーティングには出られない ( I wont be here. ) 」ということです。決して、「もうしばらく、この喫茶店でゆっくりしたい ( I want to be here. ) 」という意味ではなかったのです(笑)。

英会話では、アポロストロフィを使った短縮形 ( constructions ) が頻繁(ひんぱん)に現れます。

  

ORIGINAL / CONTRACTION
cannot / can’t
[can notではなく、cannotです。canとnot をつなげます。]
could have / could’ve
could not / couldn’t
[couldnotではなく、could notです。couldとnotの間を離します。]
did not / didn’t
he is, he has / he’s
has not / hasn’t
have not / haven’t
I am / I’m
I would / I’d
it is / it’s
let us / let’s
might have / might’ve
must have / must’ve
should have / should’ve
she is, she has / she’s
should not / shouldn’t
they are / they’re
was not / wasn’t
we are / we’re
who is, who has / who’s
will not / won’t
would not / wouldn’t
would have / would’ve
you are / you’re

英会話で頻繁(ひんぱん)に使われる can’t と won’t は、『日本人の耳では聞き取りにくいし発音しにくい英語トップテン』の常連さんですね。

上記の短縮形は spoken language 、あるいは informal writing で主に使われます。ですので、アカデミック・ライティングにおいて、アポストロフィを使った英会話の短縮形の使用は避けてください。




Part III: 省略された文字と数字を示すためにアポストロフィーを使う

文字 ( letters ) や数 ( numbers ) を省略したい場合、アポロストロフィを使って省略します。

  

Every morning, I get up at six of the clock.
Every morning, I get up at six o’clock.

The school festival of 2011 was canceled.
The school festival of ’11 was canceled.



追記
下の写真の書籍 easy Writer by Andrea A. Lunsford はアメリカの高校生がレポートの書き方を学ぶために学校で使っている教本です。アメリカ人の知り合いに「高校でこの教本を使っていた」と教えてもらいました。

英文法、句読点、文の構造、リサーチの仕方、文献リストの書き方を英語でわかりやすく解説しています。やさしい単語で書かれているため、日本の中学英語で普通に読み進めることができます。そして、「アメリカの高校生も日本人と同じように英語学習に苦労しているのだなあ」とうれしく(?)思うと思います。

手元に一冊置いておくと、英文法、句読点、文の構造のわからないところ、忘れたところをすぐに確認できます。お勧め本です。