発表力養成英語

E S L の英文法

◆Phrasal Verbs
英熟語は英会話の英会話による英会話のための言葉である




Part I: Phrasal verbs in Juken English

下記のlookにまつわる英熟語 (phrasal verbs) をご覧ください。

  

look at
look after
look down on
look for
look forward to
look up

「学生時代」と聞くと、電車の中での英熟語帳との「にらめっこ」と、短い青春時代である高校生活が重なり合って思い出されるのは、私だけでしょうか?

英熟語は、単語帳を電車の中で繰り返し見ても、すぐに忘れてしまいます(よく御存じでしょ!)。なぜなら、その意味が文字通りではない ( nonliteral ) からです。英熟語全体の意味と、構成する個々の単語の意味は、まるで違うからです。

さらに、英熟語には、自動詞の英熟語 ( intransitive phrasal verbs ) と他動詞の英熟語 ( transitive phrasal verbs ) があります。つまり、目的語を取れたり、取れなかったりします。

もう一つおまけに、他動詞の英熟語は、その目的語を、動詞と前置詞の間に入れちゃったり ( separable )、入れちゃだめだったりする ( inseparable ) ルールが存在します。

  

<自動詞>
break down
cut in
give in
grow up
hang on
play around run out
quiet down
wake up


<他動詞>
call on
figure out
get on
give up
give away
look at
look after
look down on
look for
look forward to
look up
make up
pay back
pick up
run into
take off
throw away
turn on
turn down
wake up

注:
太字の英熟語は分けることができません ( inseparable ) 。
太字ではない英熟語は分けることができます ( separable ) 。

では、英熟語はどんな状況で使われるのでしょうか?これだけ一生懸命に覚えたにもかかわらず、受験の読解力養成問題では、チョビッとしか出てきません。なぜなら、英熟語のほとんどが、日常の話し言葉であり、口語表現だからです。

つまり、英会話でしかほとんど使いません。読解力養成問題の英文は formal writing ですからね。不意にチョビッとは出てきますが。

英会話でしかほとんど使わないということは、アメリカ人との日常会話では、バンバン出てきます。日常会話では、アメリカのみなさんは、英熟語ばっかり使ってくれちゃったりして、「そんな熟語なんて知らないし、使えない」私たちを存分にいじめてくれます。

残念ながら、英熟語を習得する「手っ取り早い方法」はありません。アメリカ人のみなさん同様、日常会話、あるいは日常の writing でバンバン使って、習得するしか方法はないと思います。

受験生のみなさん、そんなこんなの英熟語はお好きですか?長いようで短い学生時代の過ごし方と合わせてお考えください(笑)。




Part II: Phrasal verbs as colloquialisms

口語表現で使われる、あまりに informal な英熟語を英文レポートで使えるでしょうか?あまりよろしくありません。

  

< INFORMAL >
I went back to my parents’ house during Thanksgiving and hanged out with my Mom.
(私は感謝祭の間、実家に帰り、母親とのんびりした時間を過ごした。]
[ hang out は formal に spend relaxing time と言い換えられます。 ]

< INFORMAL >
This morning was due for the reseach paper. I was freaking out last night.
(今朝はそのリサーチペーパーの締切だったんだ。昨夜は私、パニクっていた。)
[ freak out は formal に be in a heightened emotional state と言い換えられます。 ]

academic writing 、あるいは professional writing では、これらのあまりに informal な英熟語は受け入れられません ( unacceptable ) 。

ほとんどの英熟語は口語表現 ( colloquial expressions )であり、 informa lな表現方法です。ですので、 formal writing であるアカデミック・ライティングでは、使用を避けてください。

しかし、演壇でのスピーチでは、冗談を言って聴衆をリラックスさせるために使うことがあるかもしれませんので、理解し習得する必要があります。

(さんざん、いじめられて、やっと英熟語を習得しても academic writing では使えないってどんだけですか?しかも、「ギャグでなら使えるよ」ってどういうこと?)

フレンドリーな会話形式 ( conversational tone ) の writing あるいは speech では、使っても大丈夫ですけどね(笑)。つまり、場所によって使い分けてくださいということです。




Part III: Objects inside or outside of phrasal verbs

自動詞の英熟語

自動詞の英熟語は、目的語を取りません。

  

< INCORRECT >
I am going to hang out my girlfriend at a shopping mall this afternoon.

< REVISED >
I am going to hang out with my girlfriend at a shopping mall this afternoon.
[ my girlfriend は、英熟語 hang out の目的語ではなく、前置詞 with の目的語です。 ] (私は午後、彼女とショッピングモールでのんびりした時間を過ごすつもりだ。)



他動詞の英熟語

他動詞の英熟語 ( transitive phrasal verbs ) は、目的語を取ります。

  

分けることができないタイプ ( Inseparable type )

< INCORRECT >
I had been looking this book for.

< REVISED >
I had been looking for this book.
[ this book は、他動詞の英熟語 look for の目的語です。 ]
(私はこの本を探していたんだ。)


分けることができるタイプ ( Separable type )

< INCORRECT >
The student looked the word in the electric dictionary up.
[ loop up は formal に search for in a referenvce book と言い換えられます。look up は separable ですが、間に目的語 ( the word ) だけでなく修飾句 ( in the electric dictionary ) まで入れるのは、よくばり(?)ではないでしょうか。ものには限度というものがありますよ( uplook から遠く離れすぎて見えなーい)。]

< REVISED >
The student looked the word up in the electric dictionary.
(その生徒はその単語を電子辞書で調べた。)

< REVISED >
The student looked up the word in the electric dictionary.
(その生徒はその単語を電子辞書で調べた。)

間に入る目的語が代名詞 ( pronoun ) なら、必ず、間(あいだ)にいれてください。(迷う必要はありません。)

  

< INCORRECT >
The student looked up it in the electric dictionary.

< REVISED >
The student looked it up in the electric dictionary.

私は、アメリカ留学した時、大学が田舎にあって、空港から遠かったので、アメリカ人の誰かに空港に車で迎えに来てくれるように、いつも渡米前から手配しなくてはいけませんでした。

よくアメリカ人の知り合いに下記の言葉を使いました。

  

“Please pick me up at the airport!”